月曜日, 1月 08, 2007

a☆nikita「DAILY」

a☆nikita「DAILY」@しばい小屋SUWA!!

2007年の観劇初め。
最近では若手の育成にも非常に力を注いでいる劇団SKグループ。このa☆nikitaはそこの主宰であるすがの公さんが定期的に行っている「すがの塾」というワークショップの2期生によるユニットとのこと。
地方に於いて(別に地方に限ったことではないけれど)若手の育成は重要課題。地方は首都圏に比べ演劇人口が少ないのだから、より人の“質”が重要になってくる。そういう意味でも、こういったユニットが成立するのは良い傾向なのかもしれない。

さて、芝居の中身はと言うと・・・
【簡単なあらすじ】
学生時代共に演劇をやっていた姉妹がちょっとしたことで仲違いし、姉はそのまま芝居の道へ、妹は就職して社会人へとなる。そして数年経ったいま、2人の不仲は限界(?)に達していた。そこへ自らを“天使”と名乗る女が現れ、「あなたのお悩み解決します」という・・・

感想としては、大変失礼だけれども、発表会の粋を出ないなぁという印象。
俳優の力量といったものは一朝一夕に上達するものでなし、そこをとやかく言うのは野暮というものだ。
しかし、せめて戯曲の段階でもっと頑張ってほしかった。
俺は判りやすいのは嫌いではないが、さすがに先が読める上に観客が想像する余地がないのでは、見てる方はかなり窮屈だ。
“王道”と“先が読める”こととは違うはず、同じ内容でも描き方次第で大きく変わったはずだ。
戯曲が面白ければ俳優の力量不足はなんとかなるもの。むしろこういう若手の旗揚げだからこそ、戯曲にはこだわってほしかった。

けれども、公演としては十分に意義のあるものだったと思う。
若手育成の結果として、こうして主体性を持った人材が出て来ている証なのだから。
出来るならば今後とも粋長く活動していってほしい。そして、面白くなっていってほしい。

若造のクセに、そんなことを考えてみた成人の日でした。
あぁ、20の奴らが羨ましいぃ・・・なんか23の俺が年老いて見えるじゃねぇか。